10月17日に中央公民館で行われた、福田泰三先生のお話を聞いてきました。
先生は現在、南島原の口之津小学校にいらっしゃる現役の先生です。
「弁当の日」という取り組みをご存知でしょうか。
献立〜買い出し〜調理〜弁当詰め〜片付けまですべて子どもたちが行い、親は手伝いません。出来上がった弁当には点数をつけません。評価もしません。
というユニークな取り組みなんですが、福田先生も生徒のみなさんと弁当の日を続けてこられ、子どもたちの反応や、心の変化、親の反応など色んなドラマをお話してくださいました。
感想が書かれたお手紙のスライドは家族の役にたつ喜びや、日頃のお母さんへの感謝の言葉が綴られ、子ども達の心のキラキラが文面に表れていて涙がでました。大人が信じてやらせるとこんなふうに可能性が広がることを知りました。
来年1月に佐世保のアルカスSASEBOで講演があるようです。
もっともっとたくさんの人に聞いていただきたい素敵なお話です。
詳細が分かりましたら日時などお知らせいたします。
そして、タイトルにした「かむ」
講演の最初にふれられた内容がこのお話でした。
日本人は古くから自然界のすべてを神様がつくられたものとして考え、食べ物も自然界のものであり食事をいただく時にお箸を横に置くのは自分と神との境界線だったそうです。(同じ箸を使う中国や韓国はお箸を縦に置きます)
そして食べる行為は「神を迎える」=「噛む」
そして
鶴は千年 亀は万年
つるつる食べれば千年
噛めば万年生きられる
噛むことは大事なんだよー! と。
そんな意味があったなんて、、、
お恥ずかしい
40年近く知りませんでした〜(゚o゚;;
福田先生のクラスの子供達、羨ましいです‼︎
こんな授業受けたいです。
私、先人たちの込めた意味をキャッチできていなかったのね。
と、がっかりした感もありますが。
噛むことのありがたさを再認識した出来事でした。
噛んで万年生きましょう(^o^)
福田先生ありがとうございました。